12月8日に大阪で、「怪しい系オムニバス」セミナーを開催します。
このセミナーは過去、バージョンアップ編を受講している人のための限定セミナーです。
12月7日に大阪で、「10年後に後悔しない生き方」セミナーを開催します。このセミナー
はどなたでも受講できます。
セミナー詳細は、
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からお読み下さい。
お問い合わせは、 melma@bc.iij4u.or.jp までお願いします。
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願望実現に補助線を引こう
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おはようございます、佐藤正遠（さとうしょ〜おん）です。
このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。
その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。
私がどんな人間なのか？はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。
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成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ！という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。
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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。
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◆ 今日の前フリ ◆◇
無事に脱穀が終わりまして、今年の野良仕事は残すところ、タマネギの植え付けと、落花
生とキクイモ、そしてジャガイモの収穫のみとなりました。収穫後に一度畝作りをする必
要があるんですが、ここからは春先まで畑はほとんどノーケアとなります。今年はお米が
上手くできたのと、トマト、タマネギ、ジャガイモ、枝豆となかなか期待通りの収穫がで
きまして、楽しく畑で遊ぶことができました。果たして来年はどうなるやら。
昨日は脱穀後のお約束で、瀬戸大橋を渡って香川でうどんを食してきました。今回は新し
いお店を開拓しまして、香川県民のうどんに掛ける情熱を感じてきました。ってか、うど
ん食べ過ぎでしょ。
その後は栗林公園を訪れて、紅葉を堪能してきました。三大名園からは漏れているのに、
こちらの方が海外では評価が高いんですよね。ま、岡山が誇る後楽園はサクッと負けた感
じがしますけどね。
今日からは日常に戻って、コツコツ仕事をします。
本日の4コママンガへのリンク
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☆ 格差が許容されるとこうなる
日本は世界でも例外的に、格差に嫌悪感を持つ社会になっていて、そのため世界のおカネ
持ちが来づらい国になっているんです。
デービッド・アトキンソン 新・観光立国論
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にも書かれていますが、日本はサービスが均質化しすぎていて、全員が似たような不満の
ないサービスを受けられる一方、おカネ持ちの人に対する特別なサービスメニューが非常
に少ないんです。例えばホテル。五つ星ホテルって東京には19軒あるんですが、これは世
界的に見たら非常に少ないんです。アメリカはラスベガスだけで22軒、シカゴに23軒、ロ
サンゼルスには42軒、ニューヨークは62軒です。東京とほぼ同サイズの上海に36軒、北京
にも30軒あるんですよ。
これじゃ外国のおカネ持ちは泊まるところがありません。
他にも例えば、この動画。
https://www.youtube.com/watch?v=cE4V20PWmEc
年に一度、7月のロンドンにスーパーカーが集まるんですよ。世界のおカネ持ちたちが、
自分の国から飛行機でスーパーカーを持ってきて、ロンドンの市内を爆走するんです。こ
の動画はそれを撮影したものなんですが、YouTubeにはこれがたくさんアップされていま
す。日本でこんなことをやったらどうなるか分かりますか？あっという間に警察に蹴散ら
されて、二度と開催できなくなるはずです。
ところがロンドンではこの催しが黙認されているんです。なぜかって？こうやってロンド
ンに遊びに来たおカネ持ちたちが、たくさんのおカネをロンドンに落とすからですよ。そ
んな大事なお客さんを怒らせてどうするんですか。
他にも例えば、来年のオリンピックのチケット。これは転売ができないように、記名制に
なっていて名前が書かれた人しか使えないようになっているんです。これまたおカネ持ち
には非常に不評なんですよ。おカネ持ちにとっては、1万円のチケットが3万円になったっ
て痛くも痒くもないわけですよ。いちいち手間を掛けて申し込んで、名前まで晒さなきゃ
ならないなんて、リスクが大きすぎてやってられません。100万円出すから一番良い席を
押さえてくれよ、って言いたいわけです。転売って、買う人間がいるから、つまり需要が
あるから成立するわけで、買い手がいなければ市場の原理で値段は下がるんです。そんな
ところに法律を持ってきて、全員が定価で買わなきゃなりませんって、悪平等の典型です。
テニスのウィンブルドンはダフ屋がいることで有名ですが、あれがあるからおカネ持ちは
並ぶことなく、当日に良い席で観戦できるんです（その分、スゴく高いおカネを必要とし
ますが）。これって構図としてはWin-Winなんですよね。定価で安く買いたい人は時間を
掛けて並べば良いわけ。そんなのは面倒だよという人は、おカネに解決させれば良いわけ
です。どちらも好きな方を選べるというのが、資本主義の正しい在り方なのに、日本では
おカネ持ちの考えが考慮されず、悪い意味で、「みんなが平等」の道を選んだんですね。
日本人の中に小市民的な悪平等が蔓延ったせいで、こういうおカネ持ち施策が許容できな
くなってしまったんです。格差を許容して、格差を利用して経済を発展させることをもっ
と考えなきゃならないと思うんですよ。
ところが日本では、自分で稼いで納税して残ったおカネでさえも、派手に使うと眉をひそ
めるというか、嫉妬するというか、そんな使い方は許さん！って感じる人が多いんですよ。
ZOZOの前澤氏が月旅行に行くと言った時の世間の反応がそれでしたよね。
これって、おカネ持ちになることが悪いコトであるかのような論調になってるんですよね。
なぜなら、みんなと同じ、平等という概念から逸脱しているから。そうなるとおカネ持ち
は怖くてこの国に来ようとか、投資しようとか思わなくなるわけです。この風潮は昔から
それなりにあったんですが、それでも日本経済が急拡大をしていたので、損得勘定の上で
日本に投資をした方が儲かるってことで、彼らは商売のためにガマンして投資してくれた
んです。それがここ30年停滞が続いたら、もう日本に出て行く必要はないんじゃないの？
ってことになるわけですよ。
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ありがとうございました。
佐藤正遠（さとうしょ〜おん）
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