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10年連続年収1億円ビジネス書著者
川島和正です。本日も最新トピックを
お伝えいたします。
■■コラム ゴールド7000円突破で
今後どうなるか?
ゴールドが1グラムあたり
7000円を突破しました。
日本のゴールド取引大手
田中貴金属工業の販売価格で
7001円となっております。
なぜ、今ゴールドが注目され
上がっているのかというと
世界的に現金が
ばらまかれ過ぎだからです。
コロナ融資やコロナ給付金
それから国から株式市場に投入される
買い支え資金等の影響で
日本円や米ドルは
日々増え続けているのです。
一方、ゴールドの絶対量は
金採掘で出てくる分以外
ほとんど増えないため
相対的に上がっているのです。
ゴールドが上がっているというより
日本円の価値が下がっていると
言った方がより的確な状態です。
というわけで、理屈で考えると
まだまだ現金は供給されるので
ゴールドは上がりそうなのですが
ゴールドの場合
先のことはわかりません。
そもそも、ゴールドの価格の決まり方は
かなり不透明でして
基本的には1666年以来今に至るまで
ロンドン市場で決まっていて
それに世界が合わせています。
そのロンドン市場の値段も
2015年まで5大貴金属商の会議で
決められていたという談合的なものです。
不透明過ぎて庶民には
わからない世界なのですが
需給だけで決まっている
というわけではなく
支配者層の思惑で最終的には決まると
考えたほうが自然でしょう。
それもあって、需要が増えているはずが
値段が上がっていないとか
金現物を買おうとしても
在庫がなくて買えないなんてことも
時々起こっています。
さらに、ここ数年では
中身がタングステンの
スキャンしても本物と区別がつかない
偽の金塊も出回っていて
複雑化しています。
ですので、一般的な金のイメージとしては
不変の価値というような
安心感がある感じですが
実際には投機的と考えたほうが
良さそうです。
過去に大暴落した歴史もありますし
国家に丸ごと没収された
歴史もありますので
ゴールド投資する場合
引き際には気を付けたほうがいいですね。
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