●●川島 フリーランスが法人化する巨大リスク

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本日も最新情報をお届けいたします。


■■コラム　フリーランスが
法人化する巨大リスク


副業や起業をして
それなりに利益が増えてくると
法人化した方がいいと
考える人が多いものです。

本を見ても、ネット検索しても
税理士や専門家が
まことしやかに法人化を勧めています。

法人化すると
個人所得税より法人税の方が
安くて得だから
法人化しようなんていうわけです。

また、法人化すると
経費処理できる枠が増えし
融資を受けやすくなるから
法人化しようなんて言われるわけです。


しかしながら
法人化にはリスクもたくさんあるため
要注意であります。

例えば、法人税を払って
法人口座にお金を貯めておいても
個人的に使うには
所得税を払う必要があり
二重払いになるのです。
　
法人として使おうとしても
事業に役立つ使い方した
税務署は認めてくれません。


それから、法人化した場合
期首に役員報酬を設定する必要があり
約1年後に利益が出た時に
設定した役員報酬より
多くても少なくても
余分に税金を払う必要があるのです。

例えば、役員報酬1000万円と設定して
400万円しか稼げない場合
300万円税金請求が来て
実質税金75%手取り100万円になります。

逆に1500万円稼いだ場合
超えた500万円については
個人に持ってくるのに
法人税所得税ダブル課税になります。


というわけで
収入がどれだけ入ってくるか
読みにくい仕事をしている場合
法人化した方が
損する可能性も高いので要注意です。

社員数が多くて、取引先も多くて
それなりに規模がある場合には
法人化した方がいいものですが
フリーランスの場合には
よく考えてから法人化すべきですね。

ちなみに、海外移住する際にも
個人事業主だと簡単ですが
法人化していると
日本法人から海外法人もしくは個人への
事業譲渡とされて課税されたりしますので
とても大変であります。


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