2022年2月18日金曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 成果って何を指しているの?


2月27日に名古屋で、3月12日に大阪で、3月27日に東京で易経セミナーを開催します。
本セミナーはバージョンアップ編を受講した人だけか受講出来る限定セミナーです。
詳細は、

https://sato-showon.com/shop/members/contents.php?cont_id=54

から。(会員マイページへのログインが必要です)




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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3875号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から13年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、そこから2021年まで
8年連続でキャリアアップ部門で受賞しています。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

本日も、大阪での速読編セミナーについて感想を頂いたのでご紹介します。

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幼少期から読書が好きだったので小説などは自然と早く読むことはできていたのですが、
仕事関連の本を読むのに時間がかかるのを何とかしたい、と思い参加しました。
また、職場に優秀な方が多いのですが、その人たちを観察すると『一つの物事を批判的に
捉える』『起こった背景を自分なりに考え言葉にできる』という特徴があり、なんでも
「まぁそういうもんか」と受け入れてしまう自分との差を感じていました。
速読編を通じて頭を良くしたい、コンプレックスを克服したい、というのも参加の動機に
ありました。
参加しての感想は「本当に楽しかった」、これに尽きます。
1日目の午後からの基礎練習、最初は目も動かないし指も言うことをきかないしただただ
もどかしかったのですが、徐々に右脳が活性化していくにつれて思い通りに動かせるよう
になってきて、「やればできるじゃん!」と自信を持てました。
また、かねてからの悩みだったビジネス書については、「ここだけじっくり読めばOK」と
いうポイントを教えていただいたおかげでかなり楽に読み進められるようになりました。
今までは「この本には自分の知らないことが書いてあるはず。一言一句自分の血肉にして
仕事に活かさねば」とうい悲壮な決意で読んでいたので、知らないこと、わからないこと
が出てくるたびに「これは自分の仕事に当てはめると?」など頭が勝手に中断して考えて
しまう傾向がありました。
でも、教えていただいた方法で読んでみると、作者の主訴があらかじめ分かった状態から
はじめるため「必要な部分」「読み飛ばしてOKな部分」を判断しながら(客観的に)読み
進めることができました。(一つ目の目的達成)
2日目の実践で気づいたのが、「自分は周りに比べて能力が劣っているわけではなく、た
だただ知識が不足しているだけ」ということでした。毎日新聞を読んでいればわかること、
ちょっと本を読めば理解できることを知らないので、自分はダメだ…と勝手に落ち込んで
いましたが、これから知識を増やしていけばいいだけのこと、速読できるようになったか
らリカバリも早くできるよ、と今は気軽に捉えています。(2つ目の目的も達成)

速読のスピードを上げても最後の最後まで音が鳴り続けた(中心視野で見ている箇所が再
生される)ので、「何か間違っているのでは…」と途中から不安になって最終測定のス
ピードが落ちてしまったのですが、2次会で疑問を解消でき問題ないことが確認できたの
で、安心してストッパー解除してスピードアップしていきたいと思います。
しょうおん先生、2日間の怒涛のプログラム本当にありがとうございました。基礎練・多
読・客観読を続けて人生をもっと楽しみます!


==

YNさん、ありがとうございます。今回というか、今までの速読編で最高初速の2500文字/
分のスタートで、最高値は6400文字/分で理解度80%という異次元の成績でした。


この3日ほど、山陰では雪が降り続けまして、我が県の県北でも1日に50センチも積もった
そうです・・・となるとウズウズして来るんですよね。先週吹っ飛んだ胸の痛みもだいぶ
引いてきたことだし・・・


週末には名古屋での易経セミナーの会場をご案内予定です。お申し込みは今週末で締め切
りますので、検討されている方はお早めにどうぞ。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2022/02/3875_0218.jpg


☆ 成果の定義ができているか?

仕事とは成果を出すためにやるモノなんですが、ところが不思議なことに、


  ● あなたの仕事の成果ってどう定義されているんですか?


という問いに即答できない人がかなりいるんです。

あなたの仕事は何ですか?という問いに、作業手順の説明を始めちゃう人は、完全にそっ
ちの方向の人です。つまりアフォってことですよ。

ちょっと老獪な人だと、業務の概念を説明したりします。例えば、


  ▼ 人事研修を担当しています

  ▼ 業務の効率化を担当しています

  ▼ 使いやすいUIを設計しています

  ▼ 品質を高める活動をしています

  ▼ 社員が意欲的に取り組める目標を考えています


みたいなことを言い出すわけ。この回答がダメだと言っているわけじゃありませんよ。こ
れだけだと実態は分からないよねということを言いたいんです。つまり、


  ● 人事研修の成果って何ですか?


と訊かなきゃ、その人が自分の仕事を理解しているかどうかは分からないのです。同様に、


  ▼ 業務効率化の定義は何で、それはどのように改善されてきたのですか?

  ▼ 使いやすいUIの定義はなんですか?誰がどのように測定しているのですか?

  ▼ 品質を高めるの「品質」とは具体的に何を指していますか?

  ▼ 意欲的か意欲的でないかはどうやって判断されるのですか?


という質問に的確に答えられるかどうかなんです。

仕事に於ける成果ってこのことですよ。与えられたテキストを端から端まで説明すること
が人事研修の成果ではありません。人事研修の目的は何か?その目的がクリアされたかど
うかをどのように測定するのか?測定された数値を向上させるために、どんなことをやっ
ているのか?これにスラッと答えられるのなら、その人は成果を出すために仕事をしてい
ると言えるのです。


業務の効率化とは具体的に何と何を比較して「効率化された」と判断できるのか?その数
字を改善させるためにあなたは何をしているのか?その数字が、他部署や顧客、会社全体
にどのような影響を与えているのか?という問いに答えられないのであれば、それは頭を
使って仕事をしているとは言えないのです。

使いやすいUIの定義は何ですか?それはイコール使いにくいUIが定義されているというこ
とで、使いにくいことで何が起こっているのか?それが改善されると、ビフォーアフター
でどこの何が変化するのか?改善されたかどうかはどこを見て判断しているのか?そのた
めにどんな取り組みをやっているのか?


このレベルの質問に即答できる人は、全体の1割程度しかいないと思います。ですから即
答できたら、その人は即「優秀な人」フラグが立ちます。

管理職として新しい部署に赴任したら、チームの主だった人にこの手の質問をするんです。
その回答のレベルによって、優秀な人か、そうでないガラクタかがパッと分けられます。


みなさんもその観点で自分の仕事を棚卸ししてみたら良いですよ。そして自分は優秀な人
間なのか、ガラクタだったのかをちゃんと理解した方が良いです。

そもそも成果が定義されていないのに、成果を出せるわけがないんです。成果主義を標榜
する会社はたくさんあるんですけど、成果の定義が前述したようなアナログで抽象的、情
緒的なモノだったら(使いやすいとか、品質を高めるとか、意欲的かみたいな指標のこと
ですね)、それが達成されたかどうかを検証することなんてできませんから。

そして成果とは、最後は必ず数字で測定されるモノなんです。使いやすい、意欲的、高い
品質、効率的のようなアナログなモノを、どんな数字に置き換えることができるのか?そ
の数字を追いかけるような業務デザインにしないと、本当の意味では成果なんて出るよう
にならないんですよ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

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