今回の新型コロナウイルスによって、収入が下がった人を支援します。このメールマガジ
ンの返信で、状況をお知らせ下さい。現時点で61人に支援が決まり、支援枠はあと22人と
なりました。
GW特別企画をやってみました。詳細はこちらからどうぞ。
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願望実現に補助線を引こう
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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。
このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。
その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。
私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。
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成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。
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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。
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◆ 今日の前フリ ◆◇
ようやく我が家にも、10万円の給付金の申請用紙が届きました。我が家は3人家族なので、
30万円なんですが、これは全額今回のコロナ禍で生活がヤバくなった方への支援に使いま
す。そろそろ支援者の方のところにも申請用紙が届くはずなので、その進捗を横目で眺め
つつ、振り込みの準備をしたいと思っています。
昨日は支援依頼が1件も来なかったのですが、まだまだ受け付けていますので、生活困窮
となった方は、状況をメールでお知らせください。
で、今日は久しぶりのハリ治療に行くのですが、この商売も密室で治療をするということ
は、濃厚接触になるので患者さんは怖がってしまうんだろうと思っていたら、案の定でし
た。昨日予約の電話を入れたのですが、いつもは1週間前でないと取れない予約が、昨日
の今日でOKという状態でした。
支援を希望する人にも歯科医院で働く人がいるので、病院もこのコロナ禍の影響を受けて
いるわけですね。コロナ患者を受け入れたところも、それでウハウハにはならないどころ
か、他の病気の患者が来なくなってしまうため、経営がキツくなるみたいで、この影響の
大きさはリーマンショックどころじゃないのが良く分かります。それなのに株価は戻しつ
つあるということは、どこかで不自然なことが行われているということで、私はどこかで
二番底が起こると思うんですよね。
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☆ 常用漢字に拘るおバカ
今日の話は、読者さんからのリクエストを元に考えてみました。頂いたリクエストは、
「この頃、新聞やネットの情報に接していますと、
一時期までは漢字表記されていたものが、
ひらがな表記か括弧でふりがなが振られています。
例として、熾烈がし烈とか、招聘を招へいとかですね。
所謂、常用漢字のせいではないかと思うのですが、
常用漢字の是非をメルマガで扱って欲しいです。」
なるほど、これは私も気になっていたんですよ。
「被曝」とかは最近は「被ばく」って書いたり、顰蹙なんて「ひんしゅく」って全然漢字
じゃないじゃないか!って私は怒り心頭に発しているところです。この他にも「謙遜」が
「謙そん」に、「進捗」が「進ちょく」に、「危惧」が「危ぐ」になったりして、一体こ
の国はどこまでおバカになったんだ?と思うわけです。
なぜこういう漢字がひらがなになったのかというと、これらの漢字が常用漢字ではないか
らですね。常用漢字ってWikiによるとたったの2136字しかないんですね。これがお上が認
める通常使う漢字で、これ以外は特殊な用途で使う漢字だよとなったわけです。
だったらふりがなを付ければ済むわけですよ。
知らない漢字にふりがなが振ってある、それを何度も読むことでなんとなくこの形状の漢
字は、こんな読み方だったよなと思い出す、これが漢字を覚える王道なんですよ。憂鬱と
か薔薇なんて漢字は、ほとんどの人が書けないけど、見た瞬間に「ゆううつ」、「ばら」
って読めますよね。それは何度もふりがな付きの漢字を見ているからです。(ちなみに
「鬱」という字は常用漢字で、おまけに最も画数が多いんですね)
こういう漢字をひらがなに変えてしまうと、そもそも馴染みの無い漢字ですから、読める
ようになりません。おまけに漢字には意味があるわけですから、例えば先ほどの「進捗」
の「捗」という字には、「はかどる」という意味があって、はかどりがどの程度「進んで
いる」のかから、進捗の意味を類推できるようになるわけです。これをひらがなに置き換
えたら、どうなるのか?「ちょく」という音(おん)から「はかどる」という意味を類推
することはできませんから、漢字を覚えないだけではなく、「進ちょく」という熟語の意
味も類推できなくなるわけです。
このことが日本人の知能の発達にどれだけマイナスに作用するのかを、文科省の人間は考
えた方が良いですよ。
で、この常用漢字が使用頻度に応じてかなり正確に分類されているのなら、まだ理解もで
きますが、実はテキトーに選んでるんじゃないの?ってくらいヒドい分類になっているん
です。
例えば、「炒める」という漢字は常用漢字ではないのですが、料理の用語としてあまりに
も定着しているため、これはひらがなに置き換えず漢字のまま使っています。
「嘘」という漢字も実は常用漢字ではありませんが、やたら使っていますよね。
私のメールマガジンでは「繋ぐ」という字をよく使うのですが、これまた常用漢字ではあ
りません。
醤油の「醤」も、「喋る」も「吊す」も「萌」も「儲ける」もまた常用漢字ではありませ
んが、これをひらがなに置き換えて使うことはありません。つまり常用漢字とそうでない
ものとの境目なんて無いようなものなんです。だったら全部一律に漢字で表記して、必要
に応じて(それはつまり想定読者のレベルによって)、ふりがなを付けるということに統
一したら、それで全て解決するはずなんです。
そしてそうすることが、日本人がもっと漢字に馴染むこと(「馴」も常用漢字ではありま
せん)に繋がるわけです。
ちなみに浅田次郎氏の時代小説なんて、こういう難しい字がほぼ全部のページに出て来ま
すよ。読めも書けもしないけれど、何度も見ているうちに当たりが付けられるようになり
ますから。そういう漢字を使うことが、文章の味わいのひとつになっているんです。
それを味わえる環境を保全することが、日本語文化のためには必要だと思うんですけどね。
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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ
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