2020年5月28日木曜日
「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 新陳代謝を促進させるのがリストラ。
GW特別企画をやってみました。詳細はこちらからどうぞ。
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願望実現に補助線を引こう
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┃ サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃
・・・━ 第3458号 ━ ・・・
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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。
このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。
その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。
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付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。
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◆ 今日の前フリ ◆◇
昨日は久しぶりの対面レッスンだったんですが、主催会社的には、教室でのレッスンでも
ブースを分けて隣の部屋からネットワーク越しでレッスンをするようにしたいみたいです。
着々とそのための機材が用意されていたのですが、私はこれを敢然と拒否しまして、今ま
で通りのマンツーマンレッスンとなりました。
私はギターなので、これができますが、歌のレッスンだと感染リスクが飛躍的に高まるわ
けで、同じ部屋でやりたくない気持ちも分かります。
アフターコロナってまだまだ気付いていないところにも影響があるはずで、ということは
そこにビジネスチャンスもあるということなんでしょう。目端が利く人だけが美味しい思
いをするという資本主義のいつものパターンになると思います。
だから「不便だなぁ」とか「やってられないなぁ」と愚痴をこぼすのではなく、他にはど
の分野にどんな影響があるんだろうか?と考えるクセを付けるべきなんですよ。それが儲
けるための訓練になるわけ。
市場が固定化している時は、下剋上は起こりにくいのですが、今回のように世界の市場が
激変する時には、下剋上は頻繁に起こるというのもまた、歴史が教えるところなんですよ
ね。
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☆ リストラにはどんなメリットが?
会社がピンチな状態でリストラをするのは、百歩譲って理解しても、そうでない時にリス
トラをする会社は許さん!みたいな概念が日本人には根強くあるんですよね。そこで、リ
ストラのメリットを経営者並びに経営幹部の目線で考えてみましょう。
あなたの会社に新しい人はいつ入社しましたか?という問いに、毎年新卒が入って来ます、
と答える人は、日系の大企業なんでしょう。この会社の良いところは、企業文化を次世代
にリレーすることができることにあります。その会社の文化を知らない人が、新卒だけな
ら、その人をその会社の文化に染めることは簡単です。おまけに新卒なんですから、フ
ツーは揉めませんし、反論されることもありません。初めはアレッと思っても、すぐに会
社ってそういうモノなのかと思って納得してくれますから。
これが何十年も続くと、そこには強い文化や習慣、価値観が生まれ、それらが会社の方向
性や、施策、人事を決めることにもなるんです。
これはかつての強い日本経済、高度経済成長期にはプラスに働きました。ところが今のよ
うに、ビジネスモデルの賞味期限が10年といわれ、テクノロジーの進化が急速になり、急
激な変化が求められる時代になると、このような変化への強い抵抗(強い文化とか習慣っ
て、それを維持するべきだという力学を内包していますから)になるのです。
未だに新卒一括採用、終身雇用が前提になっている日本のハイテク産業が、業績を伸ばせ
ないのは、外部環境の変化についていくための、自社の変化を拒むことが大きな原因です。
そうなると、変化するためには自社の文化に染まっていない人を、外部から採用する必要
が出てくるんですね。そのため企業は定期的に新しい血を、できれば優秀な血を入れて、
組織の新陳代謝をしたいと考えているんです。そんなのは真っ平ゴメンだと考えているの
は、ヒラ社員だけですから。
ところが社員を増やすという選択は、売り上げの伸びが止まっている状態ではなかなかで
きないんですよ。人件費って経費ですから、会社の利益にダイレクトに影響するからです。
採用とは、売り上げが増える前提でやるもので、人員を増やしたは良いけど売り上げが増
えていないとなったら、利益を確保するために削らなきゃならないんです。
そのために、まずは社員の評価をゼロベースで行って、本当に必要なコア人材か、その人
がいないと業績に悪影響が出るのか?を考え、そこに疑問符が付くような人については、
新しい人に入れ替えることを考えるんです。それは新しい人を採用するための採用枠を作
るためなんです。
私は外資にいたころ、リクルーティング(採用活動)は毎週ずっとやっていました。採用
する枠はゼロなんですよ。枠があるからやるわけじゃなくて、もし人材マーケットに、素
晴らしい能力がある人がいたらマズいからですよ。そういう人を発見して、自社に囲い込
まないと、もしライバル企業に行かれてしまったら、ヤバい話になりますよね。自分で飛
車を持てるか、相手が持ってしまうのかでは、戦力が2倍以上変わるわけですから。
最終的に企業は人なんです。高い質を持つ人がどれだけいるのか、これだけなんですよ。
優秀な人材って、そうでない人の5倍から10倍、下手したら30倍くらいの成果の違いを生
むんです。マネジメントでそのことが分かっていない人は無能です。そういうスゴい人材
と仕事をしたことがある人は、そんな人が目の前を通り過ぎることがないのか、どこかに
そんな人がいないモノかと常に緊張して、人材マーケットを睨んでいるものなんです。
そんな人がいたら、何はなくとも手を打たなきゃならないんです。そしてそんな人を迎え
入れるために、玉突きをするかのように、社内で最も成果のレベルの低い人に、出ていっ
てもらう必要があるんです。
これが業績に関係なく、会社がリストラをやる理由です。
そしてこれをやるからこそ、社員間に緊張感を維持できるのです。求められる業績が出せ
なければ、自分も肩たたきをされてしまうと、役員以下全員が理解して仕事をするから、
組織として成果が出るのだと考えるのが外資系です。日系は、どんな時にもクビにはなら
ないと考えることでリラックスして、未来の心配をせずにノビノビと働けると考えますが、
どちらが成果を出しやすいかというと、マネジメントの立場では、外資の方だと思います
よ。
そうやって1年で構成員の5%くらいの人が会社を去り、代わりに新しい人が入ってくるく
らいの新陳代謝を、設計図に盛り込んでおかないと、変化の大きな時代には生き残れない
んじゃないですかね。
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ありがとうございました。
佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ
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サラリーマンで年収1000万円を目指せ
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
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