2022年4月4日月曜日

「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 部分よりも全体。




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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3904号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ〜おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から14年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、そこから2021年まで
8年連続でキャリアアップ部門で受賞しています。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

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成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

まずは課題図書の優秀賞を発表します。今回は一次審査がバラけました。投稿者による選
考で、2票を取った人が、BruceLeeさん、akiko3さん、tsubaki.yuki1229さん、daniel3さ
ん、LifeCanBeRichさん、sarusuberi49さんと6名もいまして、これ以外にCocona1さんが1
票獲得しました。

この7名の投稿を読み直しまして、今月はakiko3さんに差し上げることにしました。おめ
でとうございます。前半は非常に良く書けていると思います。(後半息切れしましたが)

そして今月の課題図書は、


ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争
https://amzn.to/3IuhqxW


です。ウクライナでは戦争が起こっているわけですが、戦争に勝つには武器を持って戦う
だけではだめで、世論を味方に付ける必要があるわけです。今回ロシアはそれに大失敗を
して世界中で叩かれているわけです。

そんな国際世論を作る広告代理店がどのような仕事をしているのかを理解する良書がこれ
です。リアルに戦争が起こっている今だから、こういう本を読んでおく必要があるんです
よ。


さて、週末は易経セミナーのご案内をしました。申し込まれた方で、案内メールを受け取
っていない方はメール不達ですから、至急ご連絡下さい。また先週の金曜日以前に申し込
まれた方で、まだ資料が郵送されていないという方は、レターパックで追跡をしますから
お知らせ下さい。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2022/04/3904_0404.jpg



☆ 世界はいつでも全体が先にある

学びを始める時には、「部分」を見るのではなく、いつでも「全体」を見る、捉えるよう
にするのが極意なんです。

その意味では、これの反面教師が日本に於ける英語教室です。単語や文法を暗記させると
いうことは、これは部分、部品をたくさん集める行為でして、こんな部品をいくら集めて
も決して全体にはならないんです。

我々が日本語を話せるようになった過程で、日本語の単語を暗記したり、文法を勉強した
りしなかったでしょ。我々の頃は中学2年くらいになって、日本語の文法を習ったはずで
すが、文法なんて知らなくてもフツーに日本語を話していたわけでしょ。

これは子供だって同じで、単語も文法も教えずに、赤ちゃんにいきなり日本語を話しかけ
るわけです。これ、英語教育者の目線で言えば、


  ■ 単語も文法も分からない人に、いきなり話したって通じるわけがない


って言うはずなんですよ。でも、これを1年も続けたら、ママやパパという概念、おっぱ
い、とかウンチみたいなことの意味が分かるようになりますよね。この時に、赤ちゃんは
単語という概念すらないわけ。常に日本語という全体があって、その全体の塊が分解、分
割されて、その中にママやパパという概念があったわけ。

昔の職人の修行って、何をやるかというと最初の3年くらいは雑用だけなんです。刀鍛冶
だろうが、陶芸だろうが、大工だろうが、料理人だろうが、最初は雑用をやらされるわけ
です。なぜかというと、雑用というのはその仕事場の全てに関係があるからです。つまり
その職場の全体をインストールできる業務が雑用なんです。

ところがこれ、現代だとタスクごとに分割されていて、それぞれに作業手順とかマニュア
ルみたいなモノを用意して、入社した1日目からその中で最も簡単な業務をやらせるじゃ
ないですか。このやり方がロジカルで、一番効率が良いって思われていますよね。

それだと職人には育たないですよ。

雑用を1年、2年やることで、この仕事場の全体像が分かる、それぞれの持ち場がどういう
役割、機能を持っているのか、細かい事は分からないけど、なんとなく全体が見えて来る。
その仕事について全く無知だという領域がゼロになるまで、全体を見させるのです。全体
がなんとなく理解できてから、細かい作業を教えるべきなんです。

プラモデルを組み立てる時に、部品だけ見て組み立てないでしょ。最初に、できあがった
らどうなるのか、という全体を理解するでしょ。部品と手順書だけ見て組み立てると、決
定的で致命的な間違いをしてしまっても気付かないんですよ。

全体を理解しているから、このケースではこっちの方向に行くべきではない、みたいな判
断ができるんですよ。

全体が分かってから、物事を分解していくと、ある時に学びの途中で、


  ● ああ!これはそういう意味だったのか!


ってなる時があります。これが腑に落ちたとか、腹落ちしたということです。

部品を集めて全体を作ろうとする教育では、これがないんですよ。だって全体を見ていま
せんし、イメージできませんから。「そういう意味だったのか!」という言葉のウラには、
「全体に対して、そのことがそういう機能、役割、仕組みを持っていたのか」と理解した
ということです。だから全体を見ていない、インストールしていない人は、この感覚にな
りにくいのです。

どんな仕事、学問でも全体を先にインストールした人は、途中から伸びが早くなるんです。
最初は全体像をインストールするために時間が掛かるので、なかなか成果が出ませんが、
全体がインストールされて、そこからの分解が始まり、部品同士の有機的な意味合いが接
続されるようになると、


  ● 次から次へとナゾが氷解する


ようになるんです。一気に伏線が回収されるようなモノで、ぼやけていた視界が、モザイ
ク模様に見えていた風景が、段々と粒度が細かくなって、ある時に全部の風景がドカッと
飛び込んで来る、こういう感覚になるんです。(速読に於ける理解もこれと同じです)


こういう学びのプロセスを早いウチに感覚として身に付けて欲しいと思います。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ〜おん)
株式会社メディウム・コエリ

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