8月10日に札幌で、8月25日に名古屋で、『引き寄せの法則と開運術セミナー』を開催しま
す。
8月11日に札幌で、同24日に名古屋で、『マネーマネジメントと金運編セミナー』を開催
します。
上記セミナーはどなたでも受講出来ます。
セミナー詳細は、
https://sato-showon.com/shop/members/index.php?
からお読み下さい。
お問い合わせは、 melma@bc.iij4u.or.jp までお願いします。
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願望実現に補助線を引こう
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おはようございます、佐藤正遠（さとうしょ〜おん）です。
このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。
その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。
私がどんな人間なのか？はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。
http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/
成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ！という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。
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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。
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◆ 今日の前フリ ◆◇
まずは先月の課題図書の優秀賞を発表しましょう。今回は分かりやすい本を選んだと思っ
たんですが、投稿者は少なめでしたね。ま、やる人はやる、やらない人はやらないという
ことで、私はやらない人を相手にするつもりはないので、頑張った人だけ称えたいと思い
ます。
今回一次審査を通過したのが、sikakaka2005さん、masa3843さん、vastos2000さんの3名
で、優秀賞はsikakaka2005さんに差し上げることにします。おめでとうございます。
そして今月の課題図書は、
知られざる皇室外交
https://amzn.to/2JPB9Mk
です。日本人なのに一般の人には馴染みが薄い皇室の果たしてきた役割と、その意義につ
いて勉強するのに最適な資料となっています。戦後70年以上、日本が他国と戦争をしてい
ないのは、憲法のおかげというよりも皇室の存在が大きかったんじゃないのかなと感じた
んですが、それ以上は語りますまい。
そして話はガラッと変わって、先週開催したジョイントセミナーなんですが、当初の予定
では講演を録音して音声ファイルで販売しようと思っていたんですよ。ところがなんたる
ことか、録音ボタンを押す前に話して盛り上がっちゃいまして、すっかり録音のことを忘
れてしまいました。ジョイントセッションが終わって、停止ボタンを押そうとしたら、そ
もそも録音がされていなかったと気付いたわけです。
今回のジョイントセミナーは、受講した人の多くから、大絶賛の声を頂いていたのですが、
残念ながら幻のセミナーとなってしまいました。運良く受講出来た人は良かったですね。
関西ではやらんのか？という声も頂いているんですが、相手の日程の都合もあるので、現
時点では全く予定がありません。ということで、期待していた方には申し訳ありません。
本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2019/07/3263_0802.jpg
☆ 抽象名詞に注意する
言葉をテキトーに使う人たちって、抽象名詞の使い方を見ると良く分かります。多くの場
合、定義を明確にせず、その場の思いつきで使っていますから。
少し前、年金問題で老後は2000万が必要だと言って金融庁が炎上した時、私もメールマガ
ジンの前フリで書いたんですが、そうしたらツイッターやらメールでいろんな返信、コメ
ントが来たんですよ。その中でも多かったのは、
▼ 年金だけでは老後安心出来ませんね
▼ 年金は破綻すると考えた方が良いんでしょうか？
▼ 役人が作った設計図が失敗だったんですね
というものだったんですが、これらのコメントはボケッと何も考えずに受け取るのなら、
それは正しいですし、意味も通りますし、その通りなんだろうと思います。あくまでも、
「ボケッと受け取るのなら」です。
ところがこれらの文章を、キッチリと正確に受け取ろうとしたら、全くお話にならないレ
ベルの会話で、井戸端会議以上の議論にはならない文章なのが分かりますか？これらの文
章から何かを生み出すことは出来ない、ビジネスでは使い物にならない考えなんです。
どうしてかというと、抽象名詞の定義が曖昧だからです。
抽象名詞というのは、概念に幅がありますから、発言する時にはどこからどこまでを範囲
として述べているのかを、ある程度明確にしないと一体全体どこまでの話をしているかが
分からないんです。
▼ 年金だけでは老後安心出来ませんね
で説明すると、ここでの抽象名詞は、「安心」です。何をもって、どの程度のレベルをも
って「安心出来る」というのかが、話し手と受け手で共有できていないと、会話はすれ違
うんですね。一方は通院が出来て、衣食住が満たされれば安心と受け取っているのに、も
う一方は支払った年金保険料の数倍をもらわなければ（それが現在の老人たちの状態で
す）安心とは言えないと考えていたら、両者比較するものが違うんですから、
▼ うんうん、そうだよね という返事も、
▼ そんなことないと思うよ という返事も、
どちらも同じように正しくなる可能性があるわけですよ。
表面上、真逆の返事をしているのに、言葉の定義によっては全く同じ意味になるのに、そ
の定義を確認、共有せずに会話を進めるのって、完全に時間のムダだと思いませんか？私
はそこをハッキリさせないと会話をしたくなくなるんです。
だって30分議論した後に、「安心」の定義が思いっきりズレていたら、イチから会話をや
り直さなきゃならなくなるじゃありませんか。それがイヤだから、すぐに
● あなたの考える「安心」ってどういうレベルをイメージしているんですか？
と確認するんです。というか、そういう確認をせずに済むような話し方をする人と、好ん
で話をするようになりました。だって面倒でしょ。いちいち「それってどういう定義な
の？」って聞き返すのって。
次の文章の「破綻」も同じで、何をもって、どういう状態になったら「破綻」と考えてい
るのかによって、返事は変わって来るわけですよ。
今みたいに、支払った保険料の数倍の受給が出来なくなったら破綻だというのなら、50歳
以下の人が受給年齢になる時には破綻するんです。
月に2万でも3万でも年金が受給されれば破綻ではないという定義なら（最近厚労省の役人
はこういうことを言い出しましたから、要注意ですよ）、永遠に破綻しないと言えるわけ
です。
いちいち会話の度に、そんなことの確認をするのは面倒だよなと思います？でもそこで手
を抜くから、誤解が生まれるんですよ。
塾生との会話で、私から、
● それってどういう定義で言ってるんですか？
と訊かれたことのある人は、たくさんいるはずなんですが、そういう人は抽象名詞の取り
扱いを注意することで、会話の質が高まるはずですよ。
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ありがとうございました。
佐藤正遠（さとうしょ〜おん）
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