 ★ライターS 年齢不詳。スポーツ新聞、週刊誌等で活躍している元OLのフリーライター。某誌の食べ物エッセイ連載では高級フレンチから、虫までオールマイティに完食! | |  |  「あさりせいろめし」 あさりの食感。あさりの旨味が染みたご飯の固さもいい感じ。 『茶色が多いご飯は 美味しいんだの法則』 東京、東の下町、亀戸と言えば、学問の神様、菅原道真を祀った『亀戸天神』で有名。 特にGW中の『藤まつり』は、全国から人が集まり1年でいちばんにぎわっている。そんなおりに、ご飯を食べに入る名物店の代表格がこのお店。当時、作られていた江戸の伝統野菜『亀戸大根』を、復活させて、これまた江戸下町の常食だった『あさり鍋』とともに、店の看板メニューとしている。はっきりいって期待していなかった。だって、東京のご当地もの、それも"昔の味を引き継いだ"系で美味しいと思うものって、ほとんどないんだもん。だから定食が運ばれたときも"なんだよ。大根以外は茶色ばっかし!"などと、醒めた態度でおりました。でも、熱いうちにと鍋をひと口。"!!!"。イケるじゃん。見た目、煮詰まった感のある、野菜や具材も、ちゃんとジャストな火の通りだし、あさりの出汁がうまうま。大根もきめ細やかな歯ごたえがあって、口の中に清涼感がひろがる。「せいろめし」は、 ちょっとおこわっぽくて、これまたイケる。味わっているうちに、昔、食べた"茶色いお弁当"を思い出した。おかかご飯に煮物や照り焼き。みんな茶色くて華やかさはないけど、しみじみと美味しい。また亀戸に来たらリピ決定(笑)だな! 【Sの満足度評価】 ★★★☆☆(星3つ) | |
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