2016年10月9日日曜日

_■■東条 これはデスノートの「嘘ルール」か!?日銀の総括的な検証を読み解く

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だんだん秋になってきましたね。

私はこの季節が一番、好きです。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、睡眠の秋・・・

何をやっても快適に過ごせます。

私は「読書の秋」で過ごすことが多いのですが、
最近は漫画ばかり読んでいます。

先日、本屋に漫画を買いに行きました。

そこでデスノートの愛蔵版を発見しました。

つい最近、発売されたみたいで、
全12巻を1巻にまとめた辞書なみの分厚さで売られていました。

「なぜ突然、愛蔵版が発売されたのだろう?」と思って調べてみたら、
今月10月29日から新作映画『デスノート Light up the NEW world』が
公開されることがわかりました。

なるほど・・・映画に合わせたのかと。

私はデスノートの映画も好きですが、断然、原作ファンです。

知らない人はぜひ読んでみてください。

10年に1回、出るかどうかの名作です。
⇒ http://snowball.onlyu.jp/blog/n8pu


編集後記では
「証券会社が倒産した場合、私たちの証券はどうなるの?」
について話しています。

<東条雅彦のオススメ書籍>のコーナーに載せている、
【13の習慣】【大富豪の仕事術】【達成する人の法則】
この3つは私の中で鉄板になっています。

【達成する人の法則】が★セール特価1980円★になっています。

もしよかったら、手に取ってください。

本日も最後までよろしくお願いします。

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□□ アベノミクス徹底検証!2016<第18話>

■■ これはデスノートの「嘘ルール」か!?日銀の総括的な検証を読み解く

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▼デスノートで夜神月が取った起死回生の大作戦


デスノートという漫画をご存知でしょうか。

この漫画は2003年12月から2006年5月まで週刊少年ジャンプで連載されて、
爆発的な人気と熱狂的なファンを獲得しました。

その後、映画化、ドラマ化されて、
多くの人が知ることになった不朽の名作です。

死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、
理想の世界を作り上げようとする夜神月(やがみライト)と、
世界一の名探偵L(エル)による頭脳戦を描いた話です。

このデスノートに名前(※だたし、本名でなければいけない)を
書き込むだけで抹殺できるため、証拠を一切、残さずに犯行を遂行できます。

私はこの漫画を読んでいて、月は絶対に捕まらないなぁ〜と感じたものです。

しかし、名探偵のL(エル)は独自のプロファイリングによる推理により、
次第に犯人である月(ライト)を追い詰めていきます。

月は捕まるかもしれないというギリギリの所である作戦を思いつきました。

デスノートの最後のページには「デスノートのルール」が書かれています。

月は死神のリュークに依頼して、
このルールの最後に次のルールを追加で書いてもらいます。


<13日ルール>
「このノートに名前を書き込んだ人間は最も新しく名前を書いた時から
13日以内に次の名前を書き込み、人を殺し続けなければ自分が死ぬ。」


この13日ルールは元々、デスノートには書かれていない嘘ルールのため、
一切、効力はありません。

その後、月は「もしかして自分が犯人かもしれない。自分を調べてほしい」
と自ら申し出て、出頭します。

Lにわざと捕まって、牢屋に入れられて、監禁されることになったのです・・・


▼総括的な検証で語られた「2%インフレ目標」未達の原因とは!?


日銀は9月21日に「総括的な検証」を公表しました。

大規模な質的・量的金融緩和を実施しているのに、
2%のインフレ目標を実現しない理由を調査したのです。

<総括的な検証>
⇒ http://snowball.onlyu.jp/blog/oa4m

その中身を箇条書きで要約します。


<量的・質的金融緩和の効果>

(1)過度な円高は是正され、株価が大きく上昇した。

(2)失業率は3%まで下がり、ベアは3年連続で実施された。

(3)日本の経済・物価は好転して、デフレではなくなった。

(4)「量的・質的金融緩和」をやっていなかったら、デフレが続いていた。


<量的・質的金融緩和で実現しようとしたメカニズム>

(1)2%の目標を実現すると強く約束する。(予想物価上昇率の引き上げ)
  ↓
(2)大量の国債を買い、金利を引き下げる。(名目金利の引き下げ)
  ↓
(3)人々の物価の見方を変えて、投資と消費を促進して、経済を刺激する。


<実施した結果>

(1)実施1年後には消費者物価は1.5%(消費税の影響を除くベース)まで上昇した。

(2)しかし、2014年夏以降の原油下落と消費増税後、需要が弱くなった。

(3)2015年夏以降の新興国経済の減速により、物価が下落した。

(4)逆風(2)と(3)により、インフレ2%を実現できていない。


▼失業率の低下は異次元緩和の成果なのか?


失業率の低下は異次元緩和の成果なのでしょうか。


<失業率 推移>
2010年 5.06%
2011年 4.58%
2012年 4.33%
2013年 4.01% ←異次元緩和開始!
2014年 3.58%
2015年 3.37%

(出典)世界経済のネタ帳 ⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/wzgh


確かに0.5〜0.7%の低下が見られます。

ただ、2013年より前から失業率は下落傾向にあります。

異次元緩和の効果なのかどうか、わかりにくい状況です。

全産業の就業者数は異次元緩和後、確かに増加しています。

異次元緩和がスタートした2013年から2016年の4年間で
84万人も増加しています。


<就業者総数(全産業)>
2009年4月 6,322万人
2010年4月 6,269万人
2011年2月 6,219万人 ←ここが底で上昇に転じる!
2012年4月 6,275万人
2013年4月 6,312万人 ←異次元緩和開始!
2014年4月 6,338万人
2015年4月 6,342万人
2016年4月 6,396万人

(出典)統計局 ⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/7ubs


ただ、よくよく確認すると異次元緩和を開始する2年前の2011年から
年間40〜50万人のペースで増加しています。

産業別では医療・福祉が断トツで伸びています。

なんと、この8年間で185万人も増加しているのです。


<医療・福祉>
2009年4月 614万人
2010年4月 645万人
2011年2月 669万人
2012年4月 705万人
2013年4月 716万人 ←異次元緩和開始!
2014年4月 752万人
2015年4月 782万人
2016年4月 799万人


異次元緩和がスタートした2013年から2016年の4年間で見ると
83万人増加しています。

医療・福祉の需要ボーナスによって増えた就業者数(83万人)が
異次元緩和で増えたと言われる就業者総数の増加数(84万人)と
ほぼ一致しています。

我が国では急速に高齢化が進んでおり、
医療・福祉の需要ボーナスは異次元緩和とは無関係に伸びます。

さらに働き手である15〜65歳までの生産人口(15〜64歳)が減っています。


<生産人口/65歳以上の人口/全人口/高齢者1人を支える現役世代の人数>
2000年 8,622万人 2,201万人 1億2,693万人 3.9人
2005年 8,409万人 2,567万人 1億2,777万人 3.3人
2010年 8,103万人 2,924万人 1億2,806万人 2.8人
2015年 7,708万人 3,393万人 1億2,711万人 2.3人
2020年 7,341万人 3,612万人 1億2,410万人 2.0人
2030年 6,773万人 3,685万人 1億1,662万人 1.8人
2040年 5,787万人 3,868万人 1億728万人 1.5人
2050年 5,001万人 3,768万人 9,708万人 1.3人
2060年 4,418万人 3,464万人 8,674万人 1.3人

(出典)内閣府 ⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/bj3e


高齢化によって医療・福祉の分野で多くの人手がかかるようになってきて、
生産人口も低下しているため、産業全体が人手不足になっています。

経済全体のパイである名目GDP・実質GDPの伸び率は
年間1%程度の増加で、異次元緩和が開始される以前と同じ傾向です。


<名目GDP(伸び率)/実質GDP(伸び率)>
2010年 482兆円(2%増) 512兆円(4%増)
2011年 471兆円(2%減) 510兆円(0.4%減) ←ここが底で上昇に転じる!
2012年 475兆円(1%増) 519兆円(2%増)
2013年 479兆円(1%増) 526兆円(1%増) ←異次元緩和開始!
2014年 486兆円(1%増) 526兆円(±0%)
2015年 499兆円(3%増) 528兆円(0.4%増)
2016年 506兆円(1%増) 531兆円(1%増)

(出典)世界経済のネタ帳 ⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/8955


日本国を一つの会社だとすれば、
会社の従業員が11%(716万人⇒799万人)も増えたのに、
売上高が0.9%(526兆円⇒531兆円)しか増えていない状態です。

普通の経営者だったら、ちょっとおかしいと感じると思います。

総括的な検証では我が国の抱える人口構造の問題や
医療・福祉の需要ボーナスには一切、言及していません。

【異次元緩和は今のところ成功しているので、
さらなる結果を求めて金融緩和を強化する】という結論になっています。

「日銀の異次元金融緩和(アベノミクス)で100万人の雇用を作った」
という話をそのまま信用するのは間違っています。

医療・福祉の需要ボーナスによる就業者数の増加、
人手不足による失業率の低下を
日銀は異次元緩和の成果だと勘違いしているのです。

65歳以上人口の割合は2016年の25%から2060年には40%に上昇します。
(4人に1人が高齢者から2.5人に1人が高齢者の社会がやってきます。)

この医療・福祉の需要ボーナスは長期にわたって継続するので、
ずっと間違った判断を下す可能性が高いのです。


▼国民が望んでいるインフレと日銀の望んでいるインフレはまったく別物


日銀がインフレ率2%の未達の原因として次の3つを挙げています。


<インフレ率2%未達の原因>
【1】原油の下落
【2】消費増税後の消費が弱い
【3】新興国経済の減速


一見、どれも間違ったことは言っていないように見えます。

原油は半値になったし、消費税は5%から8%に上がりました。

新興国経済は減速しています。

この3つの中で唯一、正しい見解は新興国経済の減速のみです。

消費税率の引き上げは異次元緩和の前に決まっていた話です。


<消費増税の決定タイミング>

2012年8月 消費税率を2014年に8%に引き上げることが与野党合意で決定した。
2013年4月 日銀が2年でインフレ率を2%にする異次元緩和を発表した。


事前に消費増税による景気の落ち込みは予想されていたことであり、
本来は「2年2%のインフレ」目標に織り込むべき要素です。

2013年4月に立てた「2年2%のインフレ」の結果は
残念ながら、達成とは程遠い状況です。

日銀はインフレ目標として
「コアCPI(生鮮食品を除く消費者物価指数)」を採用しています。


<コアCPIの推移>
2013年 0.4%
2014年 2.6%
2015年 0.5%
2016年 -0.4%

(出典)総務省統計局 ⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/72ab


2014年には突如2%を超えていますが、
消費増税(5%⇒8%)で物価が押し上げられたためです。

総括的な検証の中では消費税の影響を除いて、
2014年のコアCPIを1.5%と日銀は試算しています。

いずれにせよ、その後、マイナス基調に転じています。

次に原油価格を見ていきましょう。


<原油価格 推移(1リットル当たりの価格)>
2013年 60.15円
2014年 61.61円
2015年 37.11円
2016年 27.89円

(出典)世界経済のネタ帳 ⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/jrgs


原油は大幅に下がっています。

2013年の3年後の2016年には原油は半値(60.15円⇒27.89円)に
下がっています。

原油を輸入に頼る我が国にとっては、これは本当に有り難い突風です。

しかし、総括的な検証の中では原油高を
インフレ目標未達成の原因の一つにされています。


▼国民が望んでいるインフレと日銀の望んでいるインフレ


インフレは大きく分けて次の2種類に分類されます。

(1)ディマンド・プル・インフレーション<需要インフレ>
需要が供給を上回ることにより生じるインフレ。発生原因は需要サイド。
イメージ例⇒経済成長とともに賃金が上昇して需要旺盛な新興国

(2)コスト・プッシュ・インフレーション<供給インフレ>
供給側の費用(原材料費、人件費、採掘費等)の上昇によって生じるインフレ。
発生原因は供給サイド。
イメージ例⇒2008年前半の原油高によるガソリン高及び小売価格上昇


私たちの多くは「ディマンド・プル・インフレーション」を
望んでいると思います。

「ちくしょー、原油高のせいでインフレにならなかった〜。」と
悔しがっている国民はただの一人もいないのではないでしょうか。

しかしながら、日銀の「総括的な検証」では、この分類分けはありません。

理由はどうあれ「インフレ率2%」を達成すればよいことになっています。

推理力の高い人なら、何かおかしいと感じるでしょう。

総括的な検証では、なぜ原油高や消費増税がインフレ率2%未達の理由に
されているのか? 理由はただ一つです。

日銀の経済学は国民生活ではなく政府財政に基盤を置いているからです。


▼この3年半で実現できた目標とは!?


この3年半で日銀は「年間80兆円の国債買い切り」という目標だけは
見事に達成しています。

日銀の国債保有量は一直線に増えています。


<日銀 国債・財投債 保有量の推移>
2011年6月 62兆円
2012年6月 79兆円
2013年6月 111兆円 ←異次元緩和開始!
2014年6月 169兆円 58兆円増加
2015年6月 245兆円 76兆円増加
2016年6月 344兆円 99兆円増加

(出典)日銀 循環統計 ⇒http://www.stat-search.boj.or.jp/index.html


既に停止しようにも停止できなくなっています。

急に国債を買う量を減らすと、国債価格が下がって金利が上昇するからです。

わずか1%でも価格が下がれば、金利が約1%上昇します。

ここが債券市場の恐ろしい所です。

1000兆円を超える負債を抱える政府にとっては、
金利の上昇は絶対に避けなければいけません。

金利1%アップで利払い費として10兆円が吹き飛びます。

税収は40〜60兆円しかないので、金利が2%に到達すると、
財政の接続が崩れかねない事態に遭遇するでしょう。


次に、国債保有者別内訳を確認すると、
この3年間で日銀は一番の大口保有者になっています。(14.1%⇒35.5%)


<国債保有者別内訳>
⇒ http://www.garbagenews.com/img16/gn-20160926-12.gif

(出典)ガベージニュース


最も国債の保有量を減らしているのは民間銀行です。(36.6%⇒22.9%)

2015年から、団塊の世代が全て65歳以上の前期高齢者になり、
年金の全額が給付される年齢に達しています。(2015年問題)

銀行の預金の取り崩しが始まると、
民間銀行は国債を買い支える余力が徐々に低下してきます。

その一方、政府の新規国債増発(年間約40兆円)は止まらないわけですから、
誰かが買い支えなければなりません。

そのため、日銀が「異次元緩和」を掲げて、買い支えに回っています。

黒田総裁の前任者の白川前総裁は、
2013年3月19日の退任記者会見でこう発言していました。


「言葉によって市場を思い通りに動かすという意味であれば、危うさを感じる」

「過去の日本や近年の欧米をみると、
マネタリーベース(中央銀行の資金供給量)と物価のリンクは断ち切られている」

「(金融政策の評価は)出口から円滑に脱却して初めて可能になる」

(出典)日経新聞 ⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/96ei


白川前総裁は異次元緩和に効果がないことを初めから知っていました。

だから、政府から異次元緩和を要請されても、断り続けていたのです。

さらにこれから実施される異次元緩和に出口のないことを
予見しているかのような発言(金融緩和の評価は…)まで残しています。


▼なぜ名探偵Lは「嘘ルール」を見破れなかったのか?


月(ライト)は6月1日に監禁されました。

月が犯人だったら、デスノートの犯罪は止まるはずでした。

ところが、事前にデスノートは月から火口という別の者に渡されていて、
ノートによる犯行は止まりませんでした。

監禁50日目の7月20日に月はLから釈放されます。

監禁中、月は一切、犯罪行為をしておらず、
さらにノートによる犯行は止まりませんでした。

そのため、L(エル)としても月を犯人として断定できず、
釈放するしかなかったのです。

その後、Lは火口を捕まることに成功して、
火口の持っていたデスノートを初めて、手に取ります。

Lは最後のページに書かれているルールを確認しました。


<13日ルール> (※月と死神が仕組んだ嘘ルール)
「このノートに名前を書き込んだ人間は最も新しく名前を書いた時から
13日以内に次の名前を書き込み、人を殺し続けなければ自分が死ぬ。」


Lは釈放後も月が真犯人ではないかと疑いつつ、
このルールを読んで、やっぱり月は無罪だと判断してしまったのです。

何しろ、Lは月を50日間も監禁して、ずっと監視していました。

月が過去にデスノートを使っていたのなら、
もう月はこの世からいなくなっているはずです。

月はこの13日ルールにより、自分が完全に無罪であることを証明したのです。

Lはこの13日ルール(という仕組まれた嘘ルール)に惑われて、
最後まで月が真犯人でいることを突き止められませんでした。

月と死神が裏で協力し合っている所まで推理が及ばなかったのです。

最終的に、Lは自分の本名(エル・ローライト)をデスノートに書き込まれて、
月によって抹殺されてしまいました。

日銀の総括的な検証では「インフレ2%」未達の理由を
様々な観点から述べられています。

しかし、この「インフレ2%」という目標自体がもし嘘だったら、
まったく話の前提が違ってきます。

日銀と政府が裏で協力している可能性は本来、あり得ないことです。

「日銀の独立性」は日本銀行法第3条第1項に謳われています。

法律はいわば資本主義社会におけるルールです。

この「日銀の独立性」というルール(法律)を盲目的に信じると、
私たちも判断を見誤ってしまうかもしれません。

そう、L・Laliet(エル・ローライト)のように・・・。

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■■ 編集後記 『証券会社が倒産した場合、私たちの証券はどうなるの?』

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前々回の号外からの続きです。

インタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)のサポートに
こんな疑問をぶつけてみました。

東条
「もし御社が倒産した場合、どうなりますか?」

サポート
「お客様の証券は証券会社の資産とは分別して管理しています。
そのため、お客様の証券がなくなることはありません。」

東条
「その分別された証券に手をつけられる可能性はありますか?」

サポート
「毎週1回、分別されたお客様の資産状況は当局に報告しているため、
そういうことはありえません。

本当の万が一の場合であっても、保管機関より50万ドルまで補償されます。」


実はIB証券に限らず、「分別管理」されているのは
日本株でも米国株でも同じです。

日本株の場合は国内の保管期間、米国株の場合は米国の保管機関に
私たちの株券は預けられています。

株券の名義は「証券会社」です。

そのため、証券会社では顧客毎に「分別管理」する必要があるのです。

それでは、その分別管理が行われていなくて、
万が一の場合はどうなるのでしょうか?

その時は「投資者保護基金」という最後の砦があります。

日本の場合で1000万円まで、
米国の場合で50万ドル(約5000万円)までの補償額が
ここから出ることになっています。

ある意味、株主という資本主義の要となる部分のルールが
破られることはまずないでしょう。

ここを疑っていてはどうしようもありません。

しかし、どうしても用心深い人は
「株券の名義を自分に変更する」という手があります。

株券の名義を自分に変更すると、会社の株主名簿に自分の名前が記録されます。

そこで、こんなことを聞いてみました。

東条
「私の保有しているIBM株の名義を法人名義(自分の名義)に
変更可能でしょうか?」

サポート
「それはできません。」

東条
「株券の名義は御社にしか設定できないのでしょうか?」

サポート
「はい、そうです。」

東条
「了解です。
日本の証券会社でも名義変更はできないと言われていました。
そこは同じなんですね。」

ダメ元でもし自分の名義に変更できるのなら、
嬉しいなーという軽い気持ちで聞いてみました。

かつて日本では1997年に山一證券が自主廃業を決めました。

自主廃業を決める瞬間まで四大証券の一角を占めていて、
国内第4位の大手証券会社でした。

山一証券は顧客の資産を分別管理しており、
長期投資家へ被害は及んでいません。

元々、大丈夫な話なのです。

資本主義社会では所有権という目には見えない会社の権利を
認めることで成立しています。

そこをひっくり返してしまうと、全ての前提が覆ってしまいます。

IB証券では国内で営業しているとはいっても、
海外で口座が開いているのと同じ状態です。

そのため、用心深い性格の私はサポートにわざわざ聞いてしまいました。

ただ、そのおかげで安心できたというのもあります。

この後も、サポートの方とのやりとりは続きます。

さて、密かに気になる
このインタラクティブ・ブローカーズ証券への移管話ですが、
先にオチを言っておきます。

結局、私は"法人口座"での開設を断念してしまいました。

その理由も今後、明確に言います。

あと、海外口座だと、受け取る配当金が少なくなるのでは!?
というご質問も頂いていますが、後日、話します。

(しばらくの間、シリーズ物としてこの話は続きます。)


・・・最後に、先々月にも紹介していました無料動画「賢者の言葉」を
もう一度、紹介させていただきます。

無料の範囲内でも有益な十分、役立つ講演になっているので、
ぜひ視聴してみてください。

【質問】
「参入するならどの市場がいいでしょう?
どの分野ならたくさん稼ぐことができますか?」

【トニー・シェイの回答】
「考え方が逆ですよ。
お金ではなくビジョンを追いかけてください。」

コチラの無料動画で真相をぜひ確認してください↓↓

■【無料】ザッポスのCEO、トニー・シェイ「考え方が逆ですよ」
⇒ http://snowball.onlyu.jp/blog/ionv

また受け取れるメールアドレスであれば何でも構いません。

登録すると、解除できないとか大量にメールが来るとか
そうこうことはありません。(事前に私の方でチェックしています。)

【参考】30秒でYahoo!メールの予備アドレスを10個、作成する裏ワザ
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

それでは、また♪

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★本日のバフェットの名言★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいいのです。

その会社が10年、50年経っても
皆が欲しいと思うものを作っているかどうかが重要です。

ウォーレン・バフェット

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発行責任者:東条 雅彦 (とうじょう まさひこ)
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好きな言葉:「継続は力なり」「夢を見るから、人生は輝く」
      「成功は幸せの鍵ではない。幸せが成功の鍵だ。」

好きなマンガ:「スラムダンク」「鋼の錬金術師」「デスノート」


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